貴女の旦那様もバイセクシャルかもね。
いきなり何なに言ってんの?ってなりますよね。
ある男性のことを思い出したので、
今日はそんな気分なんです。
新宿2丁目。
あ、ちなみに上の写真は新宿2丁目じゃないです。笑
当時は、週に3回くらいは飲みに行ってました。
ありのままの自分でいられる場所。
新宿2丁目は僕にとって居心地のいい場所です。
新宿2丁目のことはまた今度。
その頃は、中年の男性が多いお店に行って、
「若いね!」
「可愛いね!」
って、ちやほやされることが快感でした。
そのお店に来るお客様の20%〜15%は既婚の男性でした。
僕は相手が既婚のバイでも気にしませんでした。
奥様とお子様の写真を見せながら、自慢してきた既婚のバイの方との色恋沙汰もありました。
そんな時に、某大手電機メーカーの営業の仕事をしている方と出会いました。
10年くらい前に結婚して、奥様とお子様と都心で生活していることを出会ってすぐに知りました。
当時の僕はそんなこと気にしてませんでした。
逆にスーツをバシッと着こなして、ハードワークをこなしている年上のイケメンに惹かれていきました。
気がついたら、2人で会う関係にもなっていました。
僕にとって、LGBTでもノンケでも好きになったら、好きなんです。
はっきりいって、既婚のバイの人にとってゲイと関係を持つことは、女性と関係を持つより、リスクが少ないんです。
2人でいるところを見られても、親戚や友達っていくらでも誤魔化せるので、
それに奥様には仕事関係の人ってことにすれば良いので、
そして、ゲイの人が既婚の人に「離婚して」なんていった、なんて話聞いたことがありません。
そんな関係がだらだらと続いていました。
別に付き合ってるとかではなく、気が向いたら会う、そんな関係。
そんな関係が続いたある日、
その男性と個室系の居酒屋で食事をしている時に、奥様からその男性に電話がかかってきました。
はじめは僕に気を遣ったのか出ませんでした。
何回もかかってくる電話。
「ごめん、」
と言って電話にでた。
個室の外から聞こえる優しい少し低い声。
「、、仕事の後輩とさ、、、
浮気じゃないよ、、、
仕事なんだよ、、」
僕はその男性を守るつもりで、
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部下のフリするから、
電話かわってください。
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と表示した携帯の画面をみせて、
少し驚いた顔をした男性から電話を奪った。
完全に仕事のときの話しぶりで適当にお話しして電話をおえた。
その男性といつも通りの時間を過ごし、
新宿のLOUIS VUITTONの前でわかれた。
1人で新宿2丁目に戻り、次の日のお昼頃までとち狂ったように飲んだ。
記憶なんてどこにもなかった。
それから、その男性には会っていない。
そして、それから既婚の男性とは関係を持たなくなった。
電話をしたときの、
奥様の優しい声とパパを呼ぶ子供の声が耳から離れない。