たんたんのブログ

LGBTの僕の日常をただ綴る。

二兎を追う者は一兎をも得ず

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好きでもない人とでも、


実際、いろんなことをしてきたわけで、

 

けど、


今更になって、


自分もそーゆー感じでずっといて良いのかな?って。

 

うん、今更すぎる。

 

って何が言いたいかっていうと、

 

ゲイ同士って、前に記事で書いた気もするけど、

 

体の関係までの距離がすごい短い。

 


強いて言うなら、


そこから始まることだって、

結構、普通。

 

 

だからこそ、


なんか寂しい気分、、

 

なんか満たされない気分、、

 

なんかしたい気分、、

 

そーゆー時にも、


結構、さらっと、

 

満たせる。

 


前は、それってメリットだよな、とか考えていたんです。

 

けど、

 

それってメリットなのかな。って。

 

むしろ、

 

そーゆー刹那的なことで、

 


何となく満たされた気持ちになってるだけなんじゃないかなって。

 

結局、それって満たされた気持ちになってるだけで、

 

本当は何かをすり減らしているだけなんじゃないかなって。

 


うん、

 

いや、そーゆーゲイ独特の文化?みたいなものを否定する気は毛頭なくて、

 


ただ、

 

自分は違和感を感じてきたって感じ。

 


でもさ、

 

だったら、

 

恋愛して、その人とだけすれば良いんじゃん!

 

とか言われるけど、

 

それもまた、違くて。

 


男女のカップルのように、

 

社会的になんとなくのお互いの役割が決まってないから、

 

ある程度、そーゆーのは体の関係も含めて、

 

事前に知らないと、

 

いざ、そーゆーときに、

 

お互い、

 

え?

 

うん?

 


あぁ、、

 


ぁ、、

 

うん。

 

みたいな空気。

 

なんかそれも、もう経験したくない。

 


冷静に考えて、

 

関係を持って傷つくのは嫌だけど、


深い仲になってから、傷つくのも嫌。

 

って、わがままなんだなって。

 


理想ばっかり追ってもしょうがないのにね。

 


最近、飲み出てないな、


久々に行こうかな。

ゲイと学歴と恋愛のこだわり

ゲイ 学歴

 

この前知り合った少し個性的な友達のこと。


その人はとにかく、一緒にいる人の学歴にこだわる人。


東京、京都ってだけで好きなるとか言ってたな。


友達になるにも、MARCH、関関同立以上じゃないと嫌って。

 

なかなかのこだわり。

 

だから、聞いたんだ。

 

「なんでそんなに学歴にこだわるの?」

 


って。

 

そうしたら、


「正直、学歴なんてどうでも良いんだ。」

 

とか言い出すから、もう、何ってなる(笑)

 


「前まで、誰でも良いって、、

本当に誰でも良くって、


それで、馬鹿みたいに傷ついて、、

 

初めての彼氏が慶應卒で、


すごく大切にしてくれたことがあって、、、

 


だから、学のある人なら、大切にしてくれるんじゃないかなって、、

 


馬鹿でしょ?」

 


極端な話かもしれないけど、


多分、共感できた。

 


頭では、わかっているけど、

何かにこだわったり、しがみ付いたり、


そうやって自分を正当化したくなること。

 

僕自身、前まで、


お金があれば絶対に幸せ。

 

お金で買えないもの?


そんなもの無価値ってこと、アホなの?


とか言ってた。

 


けどね。

 

 

そんな拘りを一回捨ててみたの。

 


そうしたら、

 

案外、身近に幸せってあるんだなって。

 

 

スーパーで安い食材買って、

ご飯作ってみたり。

 

シャンパンなんてなくても、

発泡酒飲んでさ。

 

そんなことをその友達に言ったら、


「うん、、、」

 


って、

 

やっぱり、自分の考えをシェアするの得意じゃないな、って思った。

 

けどね、

 

その友達に彼氏ができて、早数ヵ月。

 

会うたびに惚気られる(笑)

 

優しくて、


誰より自分を大切にしてくれる。


それに、お互いになおしてほしいことも語り合える。って。

 

一回、一緒に飲んだときも、


発言にも気を配る素敵な人だなって。

 

 

、、、

文脈的に、


あまり学歴がよろしくない人とか、

 

現実には、東京の某国立大卒の良家の帰国子女で、


某有名企業で働いてる人。

 

 

まあ、その友達に、

 

「変に拘ったりしないで、きちんと相手をみるようになれたんだ。」

 


って言われたから、もう、いろいろ満足。

 


ゴールデンウイークも後半戦ですね。


良いゴールデンウイークを。

 

 

ゲイである自分自身に嘘をつき続けたって話。

ゲイ 恋愛 2丁目 桜

 

ここ数年、自分って人間を許してあげられるようになったな、

って最近思う。


なんていうか、


ありのままの自分を受け止めて、認めてあげた。
って感じかな。


前までは、


嘘ばっかりの人生だし、


嘘ばっかりの恋愛だし、


嘘ばっかりの仕事をしていていたな、って。

 


気になる人ができたら、


まずは、職業、居住地、家族構成、年収、


ウケかタチか。

 

その人自身にはまったく興味なく、


外見やスペックにばっかりこだわって、

 

LINEはこのタイミングで、こんな感じで返して、


話すときは、こんな話題は避けて、


自分のことを聞かれたら、ぼかして答える。


確かに彼氏はできました。


体の関係もできました。

 

でも、どこか虚無感を感じていました。

 


それに、職場でも、

新宿二丁目に行くことや休みの過ごし方とか、


嘘だらけ。

 

家族にだって。

 

 

恋愛も嘘、


話すことも嘘。

 


その根幹にあったのは、


LGBTの自分自身を僕自身が否定していたんだなって。


僕は、違う。

 

僕は、違う。

 


僕は、違う。

 

 


違くなくても、違くするんだ。

 

って。

 

 

それが幸せになるってことなんだ、って。

 


でも、

 

前の会社や今の会社ではゲイであることを隠さなくなったから、

 


ゲイである自分を受け止めてくれる人がいることがわかったから。

 


少しはありのままの自分でいても良いのかもって思えた。

 


決して、カミングアウトが素晴らしい、なんていう気はないし、思いもしない。


明らかに、異質な存在として忌み嫌う人もいるし、

環境的にカミングアウトできない人がいることもわかっているし。

 

僕は、家族にはカミングアウトは一生ないです。

多分。

 

田舎だから、家族にかかる負担を考えれば、きっと隠す方が良い。

 


でね、


これって他のことにも当てはまる気がするんです。

 

コンプレックスは隠すより、


活かして個性にしてしまえば良いんだなって。

 

LGBTとコンプレックスを同列に扱っているんでないので(笑)

 

ちなみに僕は、体型がでるような服装を避け続けていました。

 

でも、


こんなことにいつまでうじうじしてるの?って思って、


苦手な色や形を着てみたら、

 

案外しっくりくる(笑)

 

しかも、コンプレックスは隠すから目立つだけで、


隠すことをやめると意外と評判が良い(笑)

 

でね、


何が言いたいかって、

 

こーゆーのって生きていくうえで、結構やくに立つ思考なんじゃないかなって。

 

そんだけのこと。

 

東京の桜は散り始めましたね。

 

ゲイの僕が初めて新宿2丁目に行った時の話【後編】

ゲイ 恋愛 2丁目


最近、僕にも恋愛ができるかもって感じたりしています。

 

前回の続きなので、良ければ。



tanlog.hatenablog.com



後から知ったんですが、



そのお店は僕のタイプとは全然違うお店でした(笑)



でも、そのお店が新宿二丁目で初めて行ったお店になって良かったです。




お酒を飲みながら、



店子さんがたくさん話を聞いてくれました。



すごく楽しかったな。




隠し事をしないで、



ありのままの素の自分自身でいることができる空間。




本当に楽しくて、嬉しくて。




その日から、僕は新宿二丁目に夢中です。




本当にその店子さんは色んな話を聞いてくれました。



田舎出身で、



自分自身が大嫌いで、



将来の幸せな生活なんてイメージが持てないって話。




で、




どのくらいだろう、けっこうな時間がたっていた。



「どんな人がタイプなの?」




って話。



語りました(笑)





そうしたら、



「じゃあ、あのお店がお勧めよー!」




ってあるお店を紹介してくれました。




せっかくだし、行ってみようって思ってそのお店に向かいました。





お酒で気持ちがほどけていて、



新宿二丁目がきらきらして見えたんです。




この町が好き、、、、、




そう気持ちより深い部分、

 

本能?がそう言っているのを感じたんです。





その紹介してもらったお店は、



今では、新宿二丁目を代表する有名店。



でも、その当時は、



まだそんな有名じゃなかったんです。




きっとあの店子さんは先見の明があるのかも。




で、



そのお店にたどり着いて、



緊張しながら、扉を開けました。





浜崎あゆみを歌い上げる野太い声、



とにかくイケメンで若い店子さんたち、



おしゃれな内装。




「いらっしゃいませーーーー!どうぞーーー!」



って、



あの新宿二丁目の独特ないらっしゃいませ(笑)




沢山飲んで、とにかく飲んで、




僕の席についてくれてた人とは今までもたまに飲みます。




ショットでテキーラとか飲んで、




最高に楽しくって、




ずっと笑って。




カラオケして。




アユーロもその日にデビューしちゃいました(笑)




衝撃だったな。




そんな感じで過ごしていたから、



すぐに朝が来て。




店子さんがお見送りしてくれて、




新宿駅に向かいました。




家系のラーメン屋さんを超えたあたりで、



代々木のドコモビルをぼーっとしながら見て、




「あ、、、明日のこの街に来よう」



って思ったんです。




これが僕の初めての新宿二丁目



大好きな新宿二丁目



また、僕は新宿二丁目に向かうんです。






他の記事はコチラ
ゲイでつらいと相談されたら
ゲイにとっての友達

ゲイの僕が初めて新宿2丁目に行った時の話

新宿 2丁目 ゲイ ゲイバー

 

初めて新宿2丁目に行ったときの話。


この前、2丁目で飲んでいたら、


初めてこの街に来た時って、無駄に緊張しなかった?って話になったから。

 

例にもれず、僕も半端なく緊張した人です。


そんな頃が僕にもあったんですね(笑)

 


僕が、新宿2丁目に初めて来たのは、真冬だった。


ある年の年の瀬でした。


とにかく寒かったな。

 

その時は、最寄り駅が新宿三丁目駅ということも知らずに、

わざわざ新宿駅まででて、歩いたな、って。

 

ネットで、新宿伊勢丹Louis Vuittonを超えて大通りにでたら、左に。

そんなあやふやな情報を得て、向かったんです。

 

 

 

案の定、迷子になりました。


ここどこ?


って。


けど、待ちゆく人に、

「新宿2丁目はどこですか?」


なんて聞きにくくて、


ただただ新宿を彷徨っていました。

 

迷子になりすぎて、帰ろうかなって思ったときに、


前を歩いてる人が、

「今から、出勤よー、」

って、大分ほげた口調で電話していて、


これは!


後ろを付けて行こう!


って。

 

軽くストーカーしました。


数分、ついていくと、


そこは、新宿2丁目でした。

 

ここが新宿2丁目!

 

ここが!


ここが!

 


って興奮していました。


同時に、


街の雰囲気、というか空気が違うことも感じて、

 

緊張していました。


自意識過剰ですけど、

 

街を行き交う人が、みんな自分を見ているのでは?


とか思いました。

 


セクシーな男性のポスター

ドラッグクイーン


きわどい男性用の下着

 

もう、何が何だか。

 

そして、ネットで調べていて、

行ってみたいお店を探しましたが、

 

まあ、見つけられなかったです(笑)

 

真冬の寒空の下、


途方に暮れていました。

 


帰ろうかな、、、

 

って新宿駅に向かうときに、

 

ガラス張りで店内が見えるお店がありました。


ダンディな男の人が煙草を吸っているのが見えました。

 


というか、目があいました。


お店のドアに向かってくるダンディな人。

 

唖然とする僕。

 

 


「どうぞー!」

 

って。


え、、

 

心臓が爆発するかと思いました。

 


お店に入ると、奥に2人男性がいるだけで、

落ち着いている感じでした。

 

「ここゲイバーだけど大丈夫?」


「はい、、」


「そーよね、見るからにおゲイだもんねー!」


「!」

「にっちょは初めて?」


「はい、、」


初めての2丁目。


少しだけ大人になった気分でした。

 

 


その夜のことは長いから続編として、後日あげます。


家の近くの桜がそろそろ咲きそうです。

 

人生の全盛期って?売れ時って?ノンケとゲイで違うもの?

ゲイ ノンケ 全盛期

 

人生の全盛期っていつなのかなって。

 

都内の屈指の満員電車で、

使い込んでいるカバンに、

どこかしわっぽいスーツ。


スマホのゲームに夢中であったり、


週刊の漫画を押しつぶされそうになりながら読んでいたり。

 

人の幸せに何かを言いたいわけじゃない。


その薬指に光るリングも、

待ち受けの子供の写真も僕には手に入れることができないものだから。

 

でも、


受験勉強に勤しんで、

良い学校を卒業して、


新卒一括採用で入社する。


そのあとは、20代後半あたりで結婚して、


子供ができたら、


郊外に家を買って、


毎朝の通勤に耐える。


少ないお小遣いで生活して、


たまに子供と遊ぶことを楽しみにする。

 


なんか、納得がいかない。

 

確かに生物の生きる理由は、子孫を残すことだとは思う。

 

でも、納得がいかない。

 


なんか、大学時代が全盛期で、

あとは、誰かのために生きる。


うん、

 

もっともっと自分のために生きて良いんじゃないかなって。

 

誰かのためにために生きることは素敵なこと。

 


自分もそうなれたら良いのにって思うことも多々ある。


けど、僕が言う「誰かのために」って、

あくまで、自分自身が「幸せ」を感じていることが前提条件。


ただただ、誰かのために?

 

 

 

こんなことを思うのは、

僕がゲイだから、とは思わない。

 

結婚していても、輝いている人はいるし。

 


この違いってなんなんだろう。

 

別に、海外スーパーブランドの洋服を着て、

一等地に住むことがすべてではないとも思えるし。

 

ただ、自分の幸せと輝きは失わないようにしたい。


それが、恋でも仕事でも趣味でも、何でもいい。

 

きらきらしていたい。

 

見た目の華やかさとかではなく、

生き生きとしたそんな中年を目指そうって思った。

 

もうすぐ、春ですね。

ゲイと仕事と働き方

ゲイ 仕事 LGBT

 

LGBTにとって仕事って、


ストレートの人向けに完成されているから、

 

居心地が悪いことが多いって思っています。

 

多分、そうなんです。

 

ゲイってことを職場でも隠していない僕でさえ、感じるのだから。

 


ちなみに、今の職場、僕のことを特異な存在としては扱ってこないです。


すごく嬉しいです。

 

ただ、会社って組織や労働ってストレートの方向けに完成されているな、って。

 

よくあるのが、


結婚しているか、が昇進にかかわるとか。

 


あるでしょうね。

 

あと、当たり前ですが、

ストレートの方がうけることができるいろいろな福利厚生は自動的になくなります。

育児休暇や、扶養とかいろいろ。

 

とかいいましたが、実はそこは大して何も思っていないです(笑)

 

でも、「結婚しないんですか?」とか、


結婚していることが前提にされることは不満が正直あったり。

 

あと、同性同士で集まっていると、


あの人が良いとか、

何とかさんはイケる?とか。

 

ここは学校でも、飲み屋でもありません。

 

うん。


あと、服装や見た目のルールが男性と女性の二択なこと。

 


ここって大きい。

 

その枠組みでは網羅できない。

どちらかになることを強いられる。


だから、新宿2丁目で出会った方の中には、


明らかにパフォーマンスを発揮しきれていない人が多いなって。

 


その道を選んだのは自身なんだから、自己責任って言われたら、その通りですかもしれない。

 

じゃあ、女装や男装、それか妙にセクシャリティを強調した服装で働きたい?


て言いたいのは堪えました。

 

そこまで言ったら、LGBTの一方的な主張になるから。

 


僕は、心も体も男だから、実はそこまで困ってないけど、、(笑)

 


なにが言いたいのか程よくわからなくなったので、このへんで。

 

今日も僕は、ストレート向けに完成された環境で、ゲイとして働いています。